さかまる編入

私立大学から国立大学へ

編入試験までの3ヶ月

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 4月(ここから本気)

 

大学ニ年生になってしまいました。

 千葉大の編入試験が7月1日だったのでもう残された時間は3ヶ月しかありません。

 

そういえば千葉大と筑波大の編入試験の概要について何も話していなかったので、簡単にまとめると☟


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千葉大学工学部メディカルシステム工学科の編入試験(学力選抜)について~

・試験日は毎年7月の初め(今年は7月1日)

・科目は「TOEIC」「数学(線形、微積微分方程式)」「物理(力学、電磁気学、波動)」「面接」の4つ

・志望理由書なし

・確約書なし

千葉大の編入は推薦で多く人をとる傾向があり、学力検査で入るのは狭き門(平成29年度メディカルシステムの倍率は9倍)

・ボーダー制ではなく工学部全体で何人受からせるか決まってるっぽい

・東工、旧帝大志望の滑り止め

・来年から廃止(推薦onlyになる)

 

筑波大学情報科学類の編入試験について~

・試験日は毎年7月の中旬頃(今年は7月15日)

・科目は「TOEIC」と「数学(線形、微積)」「物理(力学、電磁気学)」「情報基礎

*数学2題、物理2題、情報基礎2題 の計6題から4題を選択

・志望理由書あり

・確約書あり?

・倍率はだいたい3~4倍

高専のプログラミングできる人が結構受けに来る

・ボーダー制(らしい)

・東工、旧帝大志望の滑り止め

 

私がネットで調べた情報なので間違っているものもあるかもしれません、ご了承ください。。。

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 ☝ こんな感じです。どっちにも受かる気がしない。。。

 

線形代数微分積分は学校の授業の予習としてやってたりしたのでそこそこ基礎はわかるくらいだったんですけど、微分方程式と物理はそれまでノー勉だったので危機感ハンパじゃなかったです。焦りがピークでした。

 

4月になりようやく本気で勉強しはじめました

 

授業がある日はだいたい8時半か9時頃まで大学の自習室で勉強して、休みの日もできるだけ大学に行ってました。

 

 

 5月(編入模試&授業をサボりだす)

私は予備校などに通わず独学で編入対策をしていたのですが、GWに中央ゼミナールの編入模試があり中ゼミ生でなくても受けられるみたいなので受けました。

 

4月から本気で勉強しだしたかいもありなかなかよかったです。

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ただ、受験人数少なすぎるうえに、実際の編入試験ではまわりがほとんど高専なのでぶっちゃけ全然あてにはならないんですが。。。

自分の勉強はそんなに間違っていないんだなと確認できたので、そういう意味では受けてよかったと思います。

 

 数学は模試ではそこそこ出来ましたが、参考書で解けない問題がたくさんあったのでこの時点で全く気は抜けませんでした。

 物理は大学受験時代から得意だったので一ヶ月くらいやったら戦えるレベルまでもっていけました。大学受験の勉強が編入でも生きてくるんだなと実感。

 

 

 こんな感じで模試も消化して5月は編入の勉強が順調に進みました。

 

しかし、もう少し勉強時間がほしかったので休んでも大丈夫そうな授業をサボり始めました(2コマ分)。

これにより全休が週2日に!

(ちなみに二年前期は週12コマ、計20単位履修登録してました)

 この時期にどれだけ勉強できるかが重要だと思ったので他の授業でもできるだけ内職するようにしました。もちろんそのツケは期末テストで払うことになりますが。。。

 

 

 6月(ラストスパート!!!)

 ついに試験まで一ヶ月を切りました。

 ここからは覚悟を決めました。授業なんて一切聞きません。ひたすら内職でした。

それまでは編入試験まで時間もあるしどことなく現実味がなかったんですけど、さすがに一ヶ月切ると編入試験がリアルに感じてきます

 

 怖いです、本当に。。。

 

編入というのは、自分と他人との相対的な実力が見えにくいうえに絶対的な合格ラインも明確ではない場合が非常に多いです。

なので、どれだけ努力しても合格するイメージが全くわいてこないんですよね。。。

しかし、受かるために相応のリスクを払っているわけでして。。。(単位を犠牲にしたり、楽しいはずの時間を勉強に使ったり、編入失敗したら堕落不可避、etc...)

まさに

「受かる気は全くしないけど受からなかったらやばい・・・!!!」

という状況です。

 

 

ホントに毎日不安でした。

成功すれば、夢に大きく近づくことができる。でも、失敗したら、自分のやりたいことや夢から遠ざかってしまう。

成功するかしないかで人生が変わっちゃうんだなと考えると怖くて仕方ありませんでした。。。

 

 

そんな不安を取り払うために残り一ヶ月必死に勉強しました。

 

 そして迎える千葉大編入試験。。。

 

 

 

千葉大編入試験」に続く。。。

 

 

 

 

 

さかまる、編入やめるってよ

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タイトル詐欺です。初めに言っとくとこの記事は春休み中に個人的な悩みがあったからあまり勉強してないですと書いてあるだけなので、編入のことだけ知りたいという人には読む必要がないかもしれません。

 

2月(方向転換)

大学生の長い春休みが始まりました。 

 

2月は勉強せずにいろいろ考えていました。

 

私はそれまでロボットに強い大学にいこうと編入を目指していたんですけど、このときロボットではなく医療工学を学びたいと思うようになっていました。

こうやって書いてると唐突に見えるのですが、ずっと前から医療には興味があって、どうせ編入するなら自分のやりたい学問分野(工学)から医療にアプローチ出来るところに行きたいと思うようになりました。(他にもきっかけや動機がいろいろあったんですが編入に関係ないので省きます)

CTとかMRIのような病気を発見するための機器の開発がしたいということですね。

 

 

何が言いたいかというと、志望校と学科を変えました

・第一志望 千葉大学工学部メディカルシステム工学科

・第二志望 筑波大学情報学群情報科学

 を目指すことにしました。

 

それに伴って新しい物理の参考書を買いました。

 

・「弱点克服 大学生の初等力学」

  

2月の勉強時間はおそらく20時間いってないくらい(測っていたわけではないので適当)

 

3月(編入やめるかも)

一般に大学受験は夏が天王山と言われていますが、理系編入ではこの春が天王山でしょう(たぶん)。

 

私はというと、2月に引き続き勉強せずにいろいろ考えていました。

将来のことを考えていました。自分はどうなりたいのか、何がしたいのか、どうしたら幸せになれるか、とか。

なんでそんなことを考えていたかというと、簡単に言うと「編入に疲れたから」です。

 

いやいや、疲れるほど勉強してねーだろ!!!www

 

っていう声が聞こえてきそうです。

確かにここまで全然勉強してない(笑)

 

でも、編入することだけをずっと考え続けて大学生活を送るのはなかなか精神的にきついんですよね

 

今の大学でもそんなに悪くないんじゃないかって思えてきたりするし・・・

編入の勉強するより、今の大学にいながら医療工学の勉強した方が将来の自分にとってプラスなんじゃないかとも思えてくるし・・・

 ていうか周りの大学生が楽しそうにしてるなかで編入の勉強するのはなかなかつらいし・・・

 編入やめようかな・・・

 

そこで、

自分の大学で出来ることと出来ないこと、千葉大学で出来ることと出来ないことを調べて比べたり

それが自分の将来にどう影響するのか、また大学院からではダメなのかっていうのをひたすら考えていました。

 

 

考えた結果、

カリキュラム的にも研究室的にも千葉大に行くほうが圧倒的に自分の将来にとって有利だし有意義な学びができると確信したので編入はやはり受けることにしました。

そもそも名前からわかるように、メディカルシステム工学科は工学をいかに医療に還元するかというのをやっているので医工学を学びたいなら迷う余地はないんですけどね(医工学をしっかりとしたカリキュラムで学べるところは意外にも少ない)。・・・( ̄▽ ̄;)

 

こうして 一時期はホントに編入やめようと思っていましたが、悩んで考えて編入受験を決意しました。今さらやめられねーよ!というのもあるけど。

 

 

3月の勉強時間はおそらく30時間くらいでしょう(適当)

 

 

2月3月は考え事してたら終わっちゃいました。。。

でも、自分にとって将来を考えたり決意を新たにすることが必要だったので良かったと思っています。

 

「編入試験までの3ヶ月」に続く。。。

 

大学一年(後期)

 ↓前回の記事

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 9月(ヤバイ、まだ何もしてない)

9月の中頃になり夏休みが明け、後期の授業が始まりました。

夏休み全然勉強しなかったことへの罪悪感を感じつつ、登校。

そろそろ勉強しないとマズイなっていう危機感は結構ありました。

 

 

そして後期の授業の履修を考えているときにふと

「そういえば12月に学校でTOEIC(IP)テストあるんだっけ」

と思い出し、

よし!どうせだからここらでTOEICの勉強して編入用のTOEIC(公開)スコアとっちゃうか!

 

ということで9月はTOEICの各パートごとの参考書を集めて、来月から勉強開始することにしました。

 

編入とは全く関係ないけど9月から自動車学校通い始めました。(結局翌年の4月まで通いました)

 

10月・11月(TOEICにむけて)

TOEICの勉強を始めるとともに、

TOEICの高得点をとる方法とかを調べまくりました。

 

・短期間で集中して対策をする(1年とか半年もかけない)

・各パートごとの対策をする

・リスニングがスコアアップしやすい

 

これらのことがわかりました。(さかまる調べ)

短期間で対策したほうがイイならさっさと受けちゃおうと思い直近の12月のテストをうけることにしました。

 

そして、

TOEICを早く終わらせたら、編入の勉強あとは数学と物理だけになるじゃん!!すげー楽じゃん!でも逆にここでスコアとれなかったら、+数ヶ月TOEICの勉強しないといけないのか・・・

 

って考えだしたら一発勝負で行くしかない気がして、12月のテストだけ受けることが決定。

TOEICって何度も受けられるのがメリットのはずなのに・・・(苦笑)

 

 

目標の点数としては、筑波が730点満点説があったので、まあ700点くらいとれたらいいなと思っていました。

 

そして当時の私のスコア(一年4月に受けたIP)

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 ・・・今この点数で12月に700とか無理じゃね?

実際親にも、まず600だろって言われました(笑)

 

ってな感じで初めは自分でも無謀だなと思っていたんですが、いざ勉強してみると、

 

「あれ?対策したら意外と解けるな」

 

と思えるようになり、参考書の模試などをやってみても普通に700超えたりしてて、

もしかしたら700いくかも!って期待を持てるようになりました。

 

こうして10月11月はTOEICをがんばってました。

 

 

12月(TOEIC本番)

 第1週にIPテスト、第2週に公開テストがありました。

IPが練習で公開テストが本番という感じですね。

絶対700とるぞー!

 

 

そうして迎えたIPテスト

 

練習のはずなのにめちゃめちゃキンチョ―しました。。。

700超えないと編入落ちるぞと心の中でプレッシャーをかけて勉強していたことが仇となったのか。。。?

豆腐メンタルは健在でした。

 

試験が終わってこれはマズイと思いました。700どころかヘタしたら600すらいってないぞ。

 

 

すぐに家に帰って一週間後にむけて勉強しました。

相当焦りました。

 

 

そうして一週間が過ぎ、本番である公開テスト

 

IPテストとはうってかわって全く緊張しませんでした。なんでだろう。

すごくリラックスして、自分の力が出し切れた気がしました。

 

 

こうしてTOEICテストが終わりました。

 

 

1月 (TOEICの結果&期末テスト)

 TOEICの結果がでました。

 

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正直ビビりました(笑)嬉しいよりびっくりでした。

IPテストの方は710点でした。

 

ひとまずTOEICが目標超えられて一安心。

 

TOEICの勉強で使っていた参考書などについては、後日記事を出して紹介しようと思っています。

 

 

TOEICが終わると学校の期末試験が待ち受けていました。

後期の授業もさぼらず真面目に聞いて勉強していたのでなんとかなりました。

 

後期の授業は週13コマ、25単位とりました。

GPAは3.48

 

 

こうして大学一年が終了しました。

ちなみにTOEICの勉強にかこつけて夏休みあけてからここまで物理は一切やっていません。。。数学だけは授業の予習復習を兼ねてちょいちょいやってました。

 

 

「さかまる、編入やめるってよ」につづく・・・

 

 

 

大学一年(前期)

↓前回の記事 

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さっそく大学一年の4月から書いていきます

  • 4月(入学)
  • 5月(編入を目指す)
  • 6月(バイト)
  •  7月(期末テスト)
  • 夏休み  

4月(入学)

一浪した末に都内私立大学に入学。

やった!ついに大学生だ!バイトにサークルにめちゃくちゃエンジョイしてやるぜ!

 

 

 

・・・なんて微塵も思いません、はい。

 

 

 

 

わたしは現役で大学受験に失敗して浪人していました。

 

浪人して勉強してそこそこ成績はあがりました。

 

しかし、豆腐メンタル。

 

秋まで順調に勉強していましたが、冬になりわたしは浪人のプレッシャーに耐えられずゲームの世界に逃げ込んでしまいました。

 

そうして挑んだセンター試験当日、試験への追い込みがまったくできていなかった+豆腐メンタルゆえのド緊張で結果はボロボロでした。。。

現役時代よりも悪かった。。。(この一年何だったんだ)   

 

その後の試験でも案の定ボコボコにされ、模試では毎回A判定のような大学たちにも嫌われた。

 

結局わたしは「ここに行くくらいなら二浪するwww」とほざいていたところに無事に(?)進学することに。

 

 

 

 そんなこんなで大学一年生となったわけですが、正直この大学で楽しみたいとはまったく思えませんでした。

 

< ちなみに私は実力はないくせにプライドが超高いです。なんで自分がこの大学に・・・とか素で思ってました。(バカのくせに) >

 

なので、サークルの新歓に行ってもモヤモヤするだけで全然楽しめず、結局サークルには入りませんでした。テキトーに気の合いそうな友達つくって、授業うけて、たまに友達と遊んで、って感じで何事もなく4月は終了。

 

5月(編入を目指す)

 

入学してから約一月が経ち、徐々に、長い大学受験で疲れた心が回復していきました。

 しかし逆に、失敗したことによる悔しさや悲しさ不完全燃焼感は日ごとに増していきました。

 

 

たしかこの頃だったと思います、編入を考え始めたのは。

 

 

編入制度を知ったきっかけが何だったのかは全然覚えていないんですけど、編入目指そうかなと思いたちました。

 

 当時は、ロボットに強そうな大学にいきたかったので

筑波大学 工学システム

電気通信大学 Ⅱ類

この二つをとりあえず目指そうと思いました。

 

 

さっそく勉強しようと本屋へいき参考書を買いに行く・・・

調べたところ理系の編入科目は大体「英語(TOEIC)」「線形」「微積」「物理」なのかな?ということで

{買った参考書}

・「TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」

 

・「編入の微分積分 徹底研究」

・「編入の線形代数 徹底研究」

・「基礎物理学演習Ⅰ」

  とりあえずこの4冊を買いました。

 

買ったはいいものの、学校の勉強とか友達と遊んだりしてたのでほとんどやってません。あ、線形代数だけ学校の予習としてやってました。

 

 

6月(バイト)

 

この月だけバイトをしてました。初めてのバイトなのにシフト入れすぎて死んだ。

バイトが憂鬱で仕方なかったですね。

 

編入の勉強はほとんどできなかった(しなかった)。 

 

 

 7月(期末テスト)

 

大学生になって初の期末テストが月末にあるということで戦々恐々としていました。

 

「大学生のテストは過去問命、過去問やっときゃなんとかなる。」

とか聞いてたのにコネのない私のところには一枚も過去問は流れてこず・・・

 

単位落としたらどうしよう(泣)

 って思っていたけど、学校の勉強はちゃんとやっている方だったので案外なんとかなりましたε-(´∀`*)ホッ

 

ちなみに 授業は週13コマ、計23単位とりました。

GPAは3.61

 

 

夏休み  

 夏休みに入り、ここまで編入の勉強を全然していないことに気づき焦りを感じる。

 

この夏が勝負だ!数学も物理も全部終わらせてやる!!

 

と意気込んだものの、

結局、線形代数がかる~く一周終わっただけで他の参考書は開いてすらないです・・・

 

 

 

 こんな感じで一年前期は編入考えていたくせに驚くほど勉強してないです。

大学一年(後期)に続く。。。

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